あやろぐ

毎日が、楽しい日常でありますように。

5年間続けた現場を辞めてから。−元号も仕事も変わった−

実は3月末に、派遣社員で丸5年やっていた現場を辞めました。派遣会社自体も退職。

もともとあまり続ける気もなく始めたのが、気がついたら5年いた。

社会人をするのに本当はこんなことではいけないと思いつつ、私自身はちょっと飽きっぽいところがあります。

 

でも派遣に入って間も無い頃、好きなITベンチャー企業の社長さんが、

「続けたければ、辞めないこと」

とごく当たり前の事を言っていたのを何となく真に受けて、辞めたいなーと思っても辞めずにいられたのかな、と思います。結構好きな人の影響は受けやすいタイプです。笑

 

 だから今回はいろいろと限界を感じていたところでタイミングも良かったし、やっと辞めた感じだけど、次はどうしよう。

…と、思う期間はわずか10日ほどで終了しました。

 

もともと最近の5年間やった仕事もつぶしが効く職種だったので、このまま又似たような求人を探せばなんとか行けるのではと思いました。

お金も無いしなるべく早く新しい仕事を始めたいけど、でも久しぶりに無職になったからちょっと開放感を味わいたい。

 

なので4月1週目だけは自分の好きなペースで生活し、読みたかった本などを読んで過ごしていました。しばらく会ってなかったお友達と会ったり。

そう、「2週目になったら本気出す」みたいな感じ 笑

 

1週目の終わりからまたぼちぼち求人を探し始めて、2週目に入り、まだ登録した事が無かった派遣会社へ登録。以前から登録したいと思っていたのですが、仕事を紹介してもらえるかはちょっと自信が無く。。。

 

登録した日に紹介が。

でもさすがと言うか、大手の派遣会社だからか、登録したその日に今までの経歴で一致したものをすぐに紹介してもらえました。

とりあえずその案件を進めてもらうことにして一度撤収。

 

意外な資格を見られていた。

ところがその日の夜、また派遣会社から連絡が。

「(今日の登録会で)ご紹介した案件を進めようとしていたのですが、ちょうどこのような案件も出てきまして…」

それは図書館司書の仕事でした。

どうやら学生の時に何となく取得していた図書館司書の資格がヒットした模様。

現場に欠員が出ておりできるだけ早く来て欲しいと要望を受けているとのことでした。

これはまったく想定外!!

資格は持っているものの実務経験は無い。。。やりたいけど心配だ。

なのでこの仕事を優先して進めて、万が一NGであれば登録会で紹介した仕事を…という保険を付けた形にしてもらったのですが、結局図書館司書が即採用決定になり今に至っております。

 

司書は諦めていた仕事だった

思えば司書は、学生時代在学中に所定の単位を取れば資格取得できると知りとりあえず取ったような資格でした。もともと本や図書館は好きだったのですが…

しかし取得当時、図書館司書はほぼ公務員になる事が前提だったのであまり求人が無く、就職は大変と学校から言われ即諦めた覚えがあります。

でも図書館司書はたぶん、自分が社会人として初めて夢見た職業だったはず。

それが平成も終わろうとしていたこのタイミングでやってきたとは!!不思議です。

今思えば、これはもはや千載一遇のチャンス以外何でもなかった。掴むことができて本当に良かったです。

 

ところで、図書館と聞いて皆さんが想像するのはおそらく、地元で見かけるような「〇〇(←地名が入ったりする)図書館」というのが多いかなと思います。

これはほぼその地域の自治体が運営しているのですが、実務は自治体の職員が直接やっているというより現在は別会社に運営業務を委託している事が多いです。実際に運営会社の図書館求人もこれまで見たことはありましたが本当に少なく、お給料もやることが多い割に…という感じです。

なのでこれまでの社会人生活で求人を見かけることはあっても、自分から応募することはありませんでした。

 今回派遣会社から紹介された仕事は専門図書館で、特定分野の書籍や資料・蔵書だけを取り扱う、どちらかと言うと図書館というより図書室寄りの司書でした。

そのためか、普通に派遣会社で多い図書館司書の仕事とはちょっと条件や待遇が異なっている模様で、派遣の図書館司書にしては相場より少し良かったかも知れないです。

 

転職して半月ほど。仕事で好きな事ができているっていいね。

おかげさまで、今は今年の3月までとは全く充実感の違う日々を過ごしています。

何ともありがたい事です。

諦めないで良かったし、その時がどんなにしんどくても、いつかはきっと何かうまく行く、成功できる、というイメージをいつも忘れないようにしていました。

1%でも、希望があるのなら諦めない。

これまで頑張ってきたことを忘れずに、令和の時代も生きていきたいな、と思います。

 

それでは!